思想で記憶

| [宅建試験勉強法]

TeroVesalainen / Pixabay
人を殴るのはいけないことだが、
土井は殴って構わない

なんて法律がもしあったら、めちゃくちゃ気持ち悪いですよね(気持ち悪がってください)。何が気持ち悪いんでしょうか?

 多くの人の頭の中には人は平等という考え方が入っています。この思想に反するから、「土井を殴っていい」という条文は気持ち悪いのです。何か問題が出てきたときに、「不平等じゃないか!」と文句言うのは、思想によるものなのです。

器が小っちゃい

 お客さんから頂いたお菓子を、土井に内緒で土井事務所スタッフが食べたときに、土井がはぶてる(「すねる」の意味。多分広島弁)のも同じ理由です。土井ちゃんは「土井だけ差別しやがって」怒っていたのですね(器が小さいですね)。

メガネ野郎(土井など)には選挙権を認めない

って法律があったとして、これもやはり気持ち悪いですよね。これも、人は平等という思想に反するのですね。

思想

 殴る選挙、一見関係ないことのようですが、「人は平等」という思想から、同様に批判できます。法律の世界には、法律の世界思想があります。すごく有名なものから、各法令各制度特有思想まで、本当に色々な思想があります。判例だって、思想から生み出されているものが少なくありません。

 思想そのものは宅建試験の出題範囲ではありませんが、思想を知ることにより、法律・判例をまとめて覚えることができます。また、未知の問題に対応することもできます。

難しい

 逆に、思想を知らずに勉強するというのはめちゃくちゃ大変です。「人は平等」という思想がない人に、「なぜメガネ野郎の選挙権を奪ったらいけないか」を説明するのは困難でしょう。

 私は講義の中で、受講生の皆様が、思想を身に付けていただけるようにお話をしているつもりです。

 投稿者 土井 誠
(Doiの宅建講座講師)
Doiの宅建講座

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